ヤナセ、伊藤忠商事の子会社へ 1株540円で公開買付け 海外事業も視野
2017.05.25
伊藤忠商事は、本日2017年5月25日、ヤナセの普通株式を公開買付けにより取得することを決めました。これからの計画についても述べています。
今もヤナセ株を伊藤忠は39.49%所有
現在、伊藤忠商事はヤナセの普通株式を39.49%所有している。(伊藤忠の言うところの)「さらに緊密な資本関係」を目指して、普通株式を追加取得するという。
最終的に目指すのは、伊藤忠によるヤナセの連結子会社化。1株あたり540円で購入し、ヤナセの総議決権数の50.1%となるよう501万株を買付け予定だ。
数字で見る、ヤナセの「ここ最近」
日本における輸入車販売数は、これまで年間約25万台で推移してきたが、リーマンショックの影響を受けて、2007年は19万台、2009年は16万台と急減。しかし、そのあと回復し、2016年は29万台にまで戻った。
ドイツ車らしさを好む購買層を基盤としていることが、持続の理由だとヤナセは考えている。