意外なものが素材に使われた変わり種のボディ&シャシー、ベスト10(第4位〜第1位、そして番外編)
公開 : 2017.05.28 00:10 更新 : 2017.06.01 00:19
第2位 植物由来のプラスチック
ヘンリー・フォードは、農場でとれる原材料をベースとするボディを試作している。ともすれば、大豆あたりから抽出した油を利用したものと思われるが、そうではなかった。1/4インチ(6.3mm)のパネルは「フェノール・ホルムアルデヒド・セルロース」で造られたもので、チューブ状のフレームを持ち、藁、麻、ラニー(苧麻)、松といった素材で補強されていた。1941年にプロトタイプが製作され、その時の売り文句は「スチール・ボディよりも453kgほど軽い」だったが、これはさすがに怪しいとしか思えない。