「お前はもう死んでいる……」と思ったら、まだ現役のクルマ12台

公開 : 2017.05.28 18:20  更新 : 2021.01.30 21:30

BMW 6シリーズ:2011年発売


なんと、英国で最も値引き幅の大きいクルマと呼ばれている6シリーズ。登場から6年というのはそれほど古くは感じないが、インセンティブが多いということは、このクルマのアピールが弱まっていることを示唆している。

全てのクーペに共通して言えることだが、このジャンルはファッション・アイテムとして購入されることが多い。つまり、人々の目を引く派手さや目新しさが色褪せれば、もはやそれまでということだ。

ボルボS60:2010年発売


エクステリアもインテリアもいまだハンサムだが、平均的なセダンより長く生き残っている理由はそれだけだ。

人気を保つべく、2013年に実施されたフェイスリフトでは、ボンネットやフェンダーのプレスが変更されたが、そこまでコストのかかる改修は異例のことだ。

メカニズムにも手は入れられたが、S60の運動性能の不足を補うまでには至っていない。

三菱ショーグン(パジェロ):2006年発売


いまやSUVは、中流階級のステータス・シンボルとなった。オフロードコースに持ち込んで楽しむような本格クロカンは少数派となり、それゆえ、かえってこの手のモデルがフルモデル・チェンジなしに生きながらえやすいのは、メルセデスやランドローバーが証明済みだ。

パジェロもその例に漏れない。オンロードでは動きが鈍く手を焼くが、オフロードでは目を見張る走りを見せる。

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