「ARグラス」と「ジェスチャー」で故障を瞬殺? ボッシュ、未来の整備工場

2017.06.04

ボッシュのレスキューアシストアプリ

欧州では救急現場で、AR診断がすでに稼働している。

例えば事故車から負傷者を救出する際、ドアが開かない現場では、車両をグラインダーで切断するのは御存知だろう。

その際、燃料ケーブルや、高圧ケーブルを切断したらどうなるか? 未展開のエアーバッグだって、救急現場では危険の種だ。

そうした2次災害を防ぐために、欧州ではレスキュー用のARアプリが運用開始されている。

事故車をタブレットやスマホのカメラで捉えると、たとえ車両が潰れていても、その状況下でどこを切断すれば問題ないか、3D表示で指示してくれるのだ。

ボッシュのAR技術が、負傷者をいち早く、安全に救助することに役立っている。

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