オークションの読み方 1億円割れのF40「ボナムス・グリニッジ・オークション」

最終更新日:2017.06.08

落札額トップ6が、マニアック…

グリニッジ・オークションのトップ6は1990年型フェラーリF40/9768万円、1932年型ブガッティ・タイプ49ロードスター/7510万円、1993年型ブガッティEB110/6716万円、1960年型アストン マーティンDB4シリーズII/3847万円、1925年型ベントレー3ℓ 4シーターツアラー/3022万円、1972年型フェラーリ365GTC/4/2626万円と、変化に富んだマニアックな顔ぶれとなった。

7台のフェラーリ リザルトの読み方

メーカー別に見てゆくと、フェラーリは7台が用意されたが、コレクターズアイテムで1億円超えの存在であるF40は低調だった。アメリアのオークションでキャタ無しのヨーロッパ仕様だったことから入札が伸び悩み9768万円に留まる。高額になってしまったディーノ246GTSは3053万円と思われる最低落札額に届かず流れてしまった。一時期は5000万円以上だった365GTC/4は2台出品されるも元気がなく、1台が2626万円で落札されたが、もう1台は2664万円と思われる最低落札額まで入札が及ばず流れている。

また人気モデルに引っ張られて高額になっていた4シーターモデルだが、ここではフェラーリ365GT 2+2が2247万円と以前の値段に戻りつつある。456M GTが1124万円と高値を記録したが、これはMTで希少なロッソ・バルケッタ、走行が2.2万マイルと少なかったこと等が評価されたようだ。
 

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