ランボルギーニ、なぜ好調? ペルフォルマンテからウルス、EVまで 日本国内インタビュー

公開 : 2017.06.10 17:10  更新 : 2017.12.14 14:42

日本における好調の理由/今後の投資予定

Q3:横浜に新たな拠点を開き、来年にはSUVが発表される予定で、これまでの客層と違ったマーケットを広げようという動きが見られます。これから日本では新しくどの層に向けて展開してゆきますか?

FC:3つ目のラインとなるSUVのウルスによってゲームは大きく変わると思います。ウルスは日本でも大きな可能性を秘めている、売り上げ的にも期待を高く持っています。しかし、いくら台数が増えてもニッチであると思っています。

このエクスクルーシブ・スポーツカー・セグメントのマーケットは、全世界で6000〜7000台の販売台数に留まります。そのようにエクスクルーシブな存在であり続けたいと思います。

ウルスで新たに狙うのはファミリー層です。毎日使いたい、家族全員を乗せたいという、これまでのモデルでは希望に応えられなかったお客様をターゲットにしていきたいと考えています。

Q4:日本で今年の1〜5月の販売が好調ですが、その要因はなんでしょうか? 1月に新たなディーラーを開設したことも大きな要因かと思いますが、今後日本での投資の具体的な予定はありますか?

AP:新しいディーラーというのは可能性のあるエリアに考えていますし、最近オープンした横浜と神戸のディーラーは、わたしどもの販売に貢献しています。

わたしどもの成績ですが、前年比で+24%の成長を遂げました。SUVの導入も大きなチャンスで、日本の北のエリアで可能性があるとみています。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事