スポーツカー・ワールドカップ 第1ラウンド ー 後編
公開 : 2017.06.11 12:10 更新 : 2017.06.16 12:12
第6試合:イタリア vs クロアチア
アバルト124スパイダー vs リマック・コンセプト1
もし、大会名が“スーパーカー・ワールドカップ”なら、こんなしちめんどくさいマッチメイクなどに頭を悩ませることなく、イタリアの不戦勝を宣言すれば事足りる。
しかし、ことスポーツカーとなると、意外にも彼らの立場は怪しくなる。ありがたいことに、今ならばアバルトが適当なモデルを用意している。
対するは、クロアチアの途轍もないスーパーEVだ。かのニコラ・テスラの故郷が生んだリマック・コンセプト1は、四輪を独立駆動する4モーターのEVで、出力1000psを超えるモンスターである。
注目度の高まるクロアチアのEVメーカーだが、現時点での生産台数は6台に留まっている。
判定
元気で楽しいアバルトこそ、“スポーツカー・ワールドカップ”の初戦を突破するにふさわしい。