ホンダ・シビック・タイプR 2017年型、サーキット試乗 FFでもいい?
公開 : 2017.06.16 12:10
+Rモード、ゴルフRやフォーカスRSより良い
残されたのは+Rモード。わたしならばエンジンは+Rを選択、ブリッピングシステムはオフにして、ステアリングはコンフォート、ダンパーはスポーツを選択するだろう。
この複雑な要求をどうやって設定するかだが、答えは至極簡単、ただタッチパネルに触れるだけ。
コントロール性は良好。ステアリングの応答性は的確で、エアロダイナミズムのおかげで240km/hを超えてもなお車体は安定している。
ピークパワーの316psは、6500rpmで発生し、最大トルクの40.8kg-mは2500〜4500rpmの間で発生する。
ターボラグがあることはもちろんだ。むしろ、ターボラグがないターボ車なんてそうそうない。
けれど、リッターあたり158psものパワーを誇るので、サーキットで一度体感してしまったら最後、病みつきになってしまうかもしれない。
今回サーキットでのテストで感じたのは、新しいシビック・タイプRは軽く、俊敏でフォルクスワーゲン・ゴルフRや、フォード・フォーカスRSよりも良いということ。
FF車であり、車重が1380kgであるにも関わらず、だ。