ホンダ・シビック・タイプR 2017年型、サーキット試乗 FFでもいい? 

公開 : 2017.06.16 12:10

FFなのに、それを感じさせない

マンモスパワーの矛先はフロントのタイヤだけなのだが、リアをもっとトーインにすることにより安定性が増し、さらに「シビック・タイプRっぽさ」を実現できるだろう。

ただしルノーメガーヌR.S.275と比べればスロットルやそのほか小さな点では及ばず、といったところ。

わたし自身がこのクルマでサーキットでの走行会に参加するのなら、まず何はともあれフロントにもっと太いタイヤを準備するだろう。

トルクステアはどうだろうか?

少し感じる。コーナーを抜け、荒めにスロットルを開けるとブルブルとした振動がステアリングに伝わってくる。

サーキットにおいては高いコーナリングフォースがステアリングに確かに伝わってきて、ブレーキングのフィールも申し分ない。

+Rモードだと、しなやかに駆け抜けるなかで、ボディのバランスがどれほどいいものなのかを体感できる。

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