3万円値下げ「ゴルフ7 TSIハイライン」試乗 ジェスチャー/歩行者検知 役に立つ?

公開 : 2017.06.18 12:10

日本は1.4ℓ/1.2ℓ 海外は1.5ℓ/1.0ℓも!

今回のマイチェン版ゴルフは、海外では新しい1.5ℓ TSIエンジンの登場も大きなトピックで、さらにアウディのA1やQ2で知られる1.0TSIも搭載される。

しかし、日本仕様のエンジンはひとまず、従来どおりの1.4TSIと1.2TSIが選ばれた。これらのエンジンには改良の手は入っておらず、近い将来に1.5ℓと1.0ℓに完全バトンタッチする予定なのかもしれない。

■どんな感じ?

ハードボタンから、タッチ式へ

外観における新ゴルフの変更点は、3種類の新ボディカラー(取材車のタングステンシルバーメタリックは既存色)を選ぶか、あるいはヘッドランプを点灯してLED感を主張しないかぎり、オーナーでなければ気がつかないレベルでしかない。これなら前型オーナーもひと安心というところか?

自慢の9.2インチナビはジェスチャーコントロールや、スマホ風のピンチアウト/イン、フリックやスワイプ操作も受け付けるようになったほか、前記のように周辺のボタンもすべてタッチ式となった。


情報系機能が増殖するいっぽうの現代にあっては、こうしたタッチ操作による階層化も、ある程度はいたしかたない面もあろう。

ただ、周辺のハードボタンまですべてタッチ化されては、アラフィフの私には走行中の一発操作が困難きわまる。アウディにあるようなダイヤル式コマンドコントローラーの可能性も含めて、情報操作系は今一度整理したほうがいいと思ったりもする。まあ、そのあたりは次期ゴルフ8待ちなのかもしれないが。
 

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