ルノー・コレオス2017年モデルに初試乗 ティグアン/ディスカバリー・スポーツとの実力差はある?

公開 : 2017.06.26 11:50  更新 : 2017.06.26 12:19

■どんな感じ?

質感はVW/ランドローバーに及ばず

コレオスのなかでディーゼルエンジンと4WDの組みあわせは「もっともリッチ」だとルノーは説明する。

テスト車に乗り込んでみると、確かに快適そうだ。開放的なキャビン、質感の良いインテリア、ダッシュボード周りのパネル等も安っぽさがない。

ただしライバルのフォルクスワーゲンティグアンや、ランドローバー・ディスカバリー・スポーツのような洗練された感じが少々足りず、「もっと勉強してほしい」といったところだ。

英国にまず輸入されるのは、エントリーグレードにあたる「Dynamique S Nav」と、ひとつ上の「Signature Nav」。

前者には、パノラミックサンルーフ、7インチタッチスクリーン(Android AutoやApple CarPlayにも対応)。「Signature Nav」の場合、18インチのホイールが19インチになり、ヘッドライトはLEDに、タッチスクリーンは8.7インチに拡大する。

今回テストした最上級モデル「Paris Initiale」は、近日中に英国で発売予定で、全体的なクオリティは上々だ。ただし、われわれが買うとしたら、「Dynamique S Nav」だろう。これで十分だ。

パッケージングは?

3列/7シーターのパッケージの検証に移ろう。

2列目の居住空間は足元空間も申し分ないが、3列目のシートの影響でライバルのフォルクスワーゲン・ティグアンやプジョー5008よりも狭い。

2.0ℓディーゼルの印象はどうだろう?

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