ルノー・コレオス2017年モデルに初試乗 ティグアン/ディスカバリー・スポーツとの実力差はある?
公開 : 2017.06.26 11:50 更新 : 2017.06.26 12:19
コレオス、走りの印象は?
172psのディーゼルエンジンは至極まともで、荷を積んだ状態でも後ろから蹴っ飛ばされた感覚を味わうことができる。
ただ、トルクフルだがパワーの伝達には少しラグを感じる。また不安になりそうなBロードのワインディングもダイレクト感に満ち溢れたステアリングで楽しめたが、少し重みに欠けるようにも思えた。よって限界を試そうという気持ちにはなれない。
ただ、車体の動きに不安を感じるようなことはない。ステアリングを切れば、クルマがどこの方向に向かうかが予想できるため、これが直感性につながっている。
地上高は210mmのクリアランスがあり、前後ディパーチャー角も19°/20°確保されている。4WDモデルであれば未知なる路面だってへっちゃらだ。
19インチのホイールは、高速域でロードノイズを拾いやすいので、快適さを求めるのならば18インチのほうがよさそう。
X-トロニック(CVT)は、7速オートマのような振る舞いで、ラフなアクセルワークでも従来のCVTとは一線を画す仕上がり。エンジンから発せられるノイズも最小限である。