ルノー・コレオス2017年モデルに初試乗 ティグアン/ディスカバリー・スポーツとの実力差はある?

公開 : 2017.06.26 11:50  更新 : 2017.06.26 12:19

■「買い」か?

もっとも安いグレードがよい

コレオスは神格化されたSUVではない。また、キャプチャーやカジャールほど売れることは想定していないとルノー自身も述べている。

平凡の域からは抜け出せていないものの、肯定的な見方をすればこのクラスのなかでは際立った存在ではあるだろう。

広々とした空間、充分な装備、外見の良さは疑いようがなく、新鮮味に溢れた乗り味ではないが、オフロードでの走破性には目を見張るものがある。

このクラスのなかで価格帯の高いクルマはどれもそれなりの出来栄えだ。もちろんライバルも多い。そのなかでの真の価値は、安いモデルでもどれだけ良いクルマであるか、ということだと思う。

もっとも安いグレードならば、強くおすすめしたい。


ルノー・コレオス2.0dCi 175AWD X-トロニック 2017

価格 £34,200(485万円)※Signature Nav
全長×全幅×全高 4673×1843×1678mm
最高速度 201km/h
0-100km/h加速 9.5秒
燃費 17.0km/ℓ
CO2排出量 156g/km
乾燥重量 1747kg
エンジン 直列4気筒1955cc
最高出力 174ps/3750rpm
最大トルク 38.7kg-m/2000rpm
ギアボックス CVT

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