ホンダ・フィット新型 142.8万円~ ホンダセンシング、8機能搭載 RSは205万円
2017.06.29
ホンダ・ハイブリッド 「青」路線から脱却
インテリアは、これまで通り黒を基調としながらも、プレミアムブラウンのメーカーOPインテリアを用意するなど、個性を感じさせるカラーリングを用意した。なお、フィット特有の平らなブートスペース/後席チップアップは新型でも健在だ。
あまり大きく謳われていないが、内外装の変更でトピックとなるのが、ハイブリッド車の調色だ。これまでホンダのハイブリッドと言えば、「ブルー」の挿し色をイメージカラーに用いていたが、新型フィットからその方向性を改め、インテリアにマッチしたダークトーンで、統一感を持たせている。
パワートレインのアップデート ダウンサイザー対策
エンジンラインナップは従来通り3種。
1.3ℓガソリン(100ps、12.1kg-m、24.6km/ℓ)+ CVTまたは5MT
1.5ℓガソリン(132ps、15.8kg-m、22.2km/ℓ)+ CVTまたは6MT
ハイブリッド1.5ℓガソリン(システム統合137ps、17.3kg-m、37.2km/ℓ)+ 7速DCT
以下のチューニングを適用することで、走りの質と燃費性能を進化させた。
カムシャフトの中空径拡大による、軽量化
ブロック軸間にスリットを入れ、冷却性アップ
ハイブリッド車向け吸排気系・燃焼室見直し
あわせて、補強材追加/脚まわりのチューニング/静粛性対策を進め、目の肥えたダウンサイザーに向けたトータル品質の向上を図った。