ボルボと中国ジーリーの「Lynk&Co」、英国人デザイナーはどんな夢描く? インタビュー
公開 : 2017.07.02 17:40 更新 : 2018.04.26 14:55
入社、なにがきっかけだった?
「まったくの白紙からデザインを立ちあげるのが好きなんですよ。あらたにデザインチームを編成しましたが、完全にあたらしい自動車会社というのは魅力的でしたね」
ホーブリーは上海とバルセロナ、スウェーデン・イエーテボリの3ヶ所に、デザインセンターを設立した。年内には中国の慈渓に第4のデザインスタジオを開設する予定だ。
上海はアンドレアス・ニルソンの指揮の下、210人の精鋭が従事している。
バルセロナは完全にデジタル化された先行デザインスタジオで、ボルボから受け継いだもの。責任者はデイヴィッド・アンコナで、吉利の傘下で再生を図るロンドンタクシーはここが手掛けた。
イエーテボリのトップはガイ・バーゴインで、元ボルボのデザイナーが10名強所属していたが、現在は240名ほどのスタッフを擁し、欧州のメンバー中心のチームがLynk&Coのブランドとデザインの構築に当たっている。
「わたしたちは、単なるデザインだけでない仕事から始めましたが、マーケティング部門はありません」とはホーブリーの弁だ。