トヨタ、400万kmの走り込みで新エンジンオイル開発 燃費最大2.5%向上
2017.07.11
トヨタは、新エンジンオイルを開発し、全トヨタ販売店や自動車用品店などを通じて7月11日より発売します。400万kmの走り込みによる開発で、燃費を最大2.5%向上したといいます。
摩擦係数を1/3に 最大で約2.5%燃費向上
発売するオイルは、以下の2種。
・トヨタ純正キヤッスルモーターオイル SN 0W-16
・トヨタ純正キヤッスルモーターオイル SN 0W-20
新開発したエンジンオイルは、高性能な合成油を100%使用したベースオイルを採用することで約50%の低粘度化を図ったという。
また摩擦低減効果のある添加剤を採用し摩擦係数を約3分の1に低減。これにより、同粘度グレードで世界トップクラスの低燃費性能を実現したのだそうだ。
従来の汎用製品と比べて、「トヨタ純正キヤッスルモーターオイル SN 0W-16」は約2.5%、「トヨタ純正キヤッスルモーターオイル SN 0W-20」は約2.0%燃費性能が向上している。