日産ナバラ 特別仕様「Trek-1°」に試乗 50万円アップの価値検証
公開 : 2017.07.13 18:40
■どんな感じ?
ナバラ、まるでSUVのように
ナバラTrek-1°に乗り込んでみると、レザーシートがお出迎えしてくれる。ダッシュボードはキャシュカイ(日本名:デュアリス)の皮をむいたようなデザイン。7インチのスクリーンには、ナビとデジタルラジオが装備されていて、一見すると広々としたSUVのような感覚。
われわれのテスト車両はパワフルな187ps仕様のエンジンで、それに7速オートマが組み合わさっていたが、これまでのナバラと比べても機関的には何も変化はなかった。よって45.9kg-mのトルクでわずか1500rpmからモリモリ加速するので、高速でのクルージングなども快適であった。
実際のテストはできなかったものの、このクルマが3.5トンもの牽引力があるというのも充分頷ける。
テスト車両のオートマティック(写真はマニュアルのものを使っているけれど)の動作は素早く、プレミアムな感覚を味わうことができる。いっぽうでキックダウンを嫌う傾向が見受けられた。
遅いクルマがいるワインディングロードでの追い抜きには、鬱陶しさすら感じてしまうかもしれない。