ポルシェ・ミッションE 準備は「フルスピードで計画通り」 オリバー・ブルーメ語る

公開 : 2017.07.18 11:50

ポルシェ「ミッションE」の生産現場は、将来の戦略の中枢です。そこに州首相を招いて、今後のブランドビジョンの意見交換が行われました。

ポルシェ・ミッションE生産現場 州首相が訪問

ポルシェAGの本社を、バーデン=ヴュルテンベルク州の州首相ヴィンフリート・クレッチュマンが訪れ、オリバー・ブルーメ、アルブレヒト・ライモルド(生産およびロジスティック担当)取締役、グループ労使協議会議長ウーヴェ・ヒュックと会談した。

会談では、豊かな伝統を受け継ぎつつ未来に備えることを目指すシュトゥットガルト・ツッフェンハウゼン拠点の再編や、電気自動車に関するポルシェの将来的な方向性など、経済問題に焦点を絞り意見交換が行われた。この会談の際、州首相はポルシェ初の電気駆動システムによるパイロット版の生産過程を初めて視察したという。

州首相コメント 「どの角度から見ても模範的」

クレッチュマン州首相は、ツッフェンハウゼンの新ポルシェのエンジン工場を訪問して、次のように述べた。「ポルシェ本社におけるミッションEのコンセプトは、同社がドイツの電気自動車分野に重きを置いたバリューチェーンを構築し続け、そのための作業場も確保していることを示しています。新エンジン工場の建物は、どの角度から見ても模範的です。なぜなら環境に配慮し、持続可能性な地域経済を育んでいくものであるからです。このような取り組みは環境に配慮したロールモデルとしてとても重要です」
 

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