インフィニティQ50、デビュー

公開 : 2013.01.15 16:02  更新 : 2021.06.24 12:35

インフィニティは、BMW 3シリーズのライバルとして、G37を大幅にアップグレードしたQ50を発表した。このQ50を、インフィニティのボス、ヨハン・デ・ナイシェンは「スポーツ・サルーンの本質を持つモデル」とコメントしている。

スポーツ志向のQ50サルーンは、北米向けには2つのV6エンジンを搭載する。ひとつは328bhpの3.5ℓ、そしてもうひとつは3.7ℓのハイブリッド・エンジンだ。ジュネーブ・モーターショーにおいて、更に2つのエンジンが追加されることになろう。それはメルセデス製の4気筒ガソリンとディーゼルだ。

米国仕様のエンジンは7速オートマティック・ギアボックスと組み合わせられるが、ヨーロッパ仕様もこれが使われそうだ。

サスペンションは、フロントがダブル・ウィッシュボーン、リアがマルチリンクで、サスペンション・パーツにはアルミニウムが多く使われている。また、Q50は、世界初となるダイレクト・アダプティブ・ステアリング・システムを採用する。このシステムは、機械式ステアリングより速くタイヤの角度とステアリングを入力を独立してコントロールするというもの。ステアリングの舵角は、ドライバーによって変える事が可能だ。

もうひとつ世界初のシステムがアドバンスド・デパーチャー・ウォーニング・システムだ。それは、横風などの影響を加味してレーンを維持するというもの。これによってドライバーの負担が軽減されるという。

ドライバー4人、それぞれに合わせてスマートiキーを持つのも新しい装備。これは、ドライビング・ポジション、エアコン、オーディオ、ナビゲーションなどの情報を、ドライバーそれぞれにあった状態で保持するというもの。この他、インフィニティは96以上のセッティングを行うことができる。

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