スバルXV 評価は? 欧州戦略に2.0ℓディーゼルは必須か 

公開 : 2017.07.22 15:40

改善点もあり

一般的なXVの購買層は試さないかもしれないが、このクルマの本領が発揮されるのはほかのスバル車同様「悪路」である。

新たなXVは4駆が標準装備で、それに「Xモード」を備えている。これは滑りやすい路面でのコントロール機能を指すのだが、混戦状態のライバルたちのなかでも秀でていると感じた。

一方でもっと改善すべき点があるのも事実。

タッチスクリーン式のインフォテインメントシステムは、なにが装備されているのかわかりづらく、もっとセットアップされた品質の高いものにすべき。

ただ「アイサイト」の名称が冠された自動ブレーキシステムは優秀で、クラッシュテストでは日本車トップの性能を誇るのでユーロ圏でも高評価を獲得するだろう。

室内空間も広々ではある。ただし荷室はあまり大きくない。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

人気記事