GMとPSAプジョー・シトロエン提携
公開 : 2012.03.01 11:33 更新 : 2017.06.01 00:54
ゼネラル・モータースとPSAプジョー・シトロエンは、戦略的アライアンスの作成を発表した。
そこでは、プラットフォーム、コンポーネント、モジュールの共有化と、供給元からの必需品や部品を調達するための世界的な購買ジョイント・ベンチャーの設立が合意された。
共有を計画しているプラットフォームは、まずは小型の乗用車とMPV,そしてクロスオーバーだ。また、両社は低公害のための新しいプラットフォームを開発することも検討している。その新しいプラットフォームを採用した最初のモデルは2016年に発表されることになっている。
各社は独立して、競争原理の中、それぞれのクルマを販売することとなる。
合意の一部として、GMはPSAプジョー・シトロエンの7%の株式を得ることとなる。これは、プジョー・ファミリー・グループに次ぐ、2番目の株主になるという意味である。但し、GMには経営に関する発言権はない。ちなみに、PSAプジョー・シトロエンの現在の株式の総額は2880億円だが、GMはPSAプジョー・シトロエンが増資する800億円の一部の多くを買うことになる。
加えて、両社は共同したロジスティックスを確立するための地域を探している。また、向こう5年、毎年1600億円を共同設立した会社に貯蓄するGMとPSAプジョー・シトロエンはコメントしている。