走って充電するEV 2020年代実現? BMWよりルノー優勢? 注目はカングー/ゾエ
公開 : 2017.07.24 06:10 更新 : 2017.12.14 14:42
パリ ワイヤレスチャージの開発現場
ルノー・カングーのEVモデル
ワイヤレスチャージングは、パリにある専用テストコースで現在研究が進められている。
テスト車:ルノー・カングーZE
充電設備:米クアルコム社のワイヤレスチャージシステム
携帯電話用チップで名を広めたクアルコムは、自動車用ワイヤレスチャージシステムを開発することで、EVが1台売れる毎にロイヤリティが発生するライセンスの実現を目指している。
この技術が実現すれば、新世代EVがパッドのうえを一瞬で通過したとしても、20kWのエネルギーがクルマに送り込まれるという。具体的には時速90km/hまでの速度なら対応可能であり、結果的にEVがクルージング走行中に消費する電力を、同時に充電できることになる。