独ボッシュ/ダイムラー、ドライバーレスパーキング実現 一部ユーザー利用も
公開 : 2017.07.25 14:46 更新 : 2017.12.14 12:31
2018年初から、一般ユーザーも利用可
今回の発表の後に、同プロジェクトは集中的なテストおよびスタートアップ段階に進むという。
このプロジェクトは、スタート当初からシュトゥットガルトの行政当局とバーデン・ヴュルテンベルク州交通省の監督を受けたほか、自動運転と駐車場に関する技術の運用安全性を評価するために、ドイツの技術検査協会であるラインラントTÜVのスペシャリストたちのサポートを受けている。
メルセデス・ベンツ博物館の駐車場で利用可能
こうした措置は、ドライバーレスパーキングが一般ユーザーに提供される前に関係当局から最終的な認可を受ける必要があったためだが、その甲斐があり、2018年初めから世界に先駆けて一般ユーザーがバレットパーキングをメルセデス・ベンツ博物館の駐車場で利用できるようになる。
2社は今後、博物館で自動バレットパーキングの利用状況に関するデータを収集していくとしている。
20%以上の駐車スペース拡大
このインフラ技術は既存の駐車場にも導入できるため、駐車場管理者はドライバーレスパーキングを取り入れ、駐車スペースをより効率的に活用することも可能になる。
具体的には同じ広さでも、ドアの開け閉めを考慮する必要がないため、20%以上多く駐車することができるという。