トヨタ・ハリアー2017年版 ハイブリッド/2.0ℓターボ試乗 レクサスNXとの棲み分けは?
公開 : 2017.07.28 16:40 更新 : 2021.01.28 18:15
3代目ハリアー 2017年型、どう違う?
国内専用モデルとして開発されたかわり、弟分のNXと共用部分を多くしているわけだけれど、それはさておき、今回のマイナーチェンジのテーマは「『ハリアーネス』を確固たるものとするべく開発した」とされている。
「ハリアーネス」とは、「高級/先進/洗練」を軸とするハリアーブランドの総称だそうだ。
3代目ハリアーは、発売以来3年もたっているのに、昨2016年度の国内の車名別販売台数で18位に入っているほどの人気で、この人気がトヨタ開発陣をして「ハリアーっぽさ」という自信に満ちた造語をつくらしめた。300〜400万円台の高級車が月販4000台をキープしているのだ。まさにトヨタのドル箱と呼ぶにふさわしい。
前置きが長くなりました。外観の変更点は、ヘッドライト、グリル、大きくなったロワーグリルなどである。とはいえ、一見して新型かどうか、素人が見極めるのはむずかしい。
決め手のひとつは、ハイブリッドとガソリンNAの「ELEGANCE」グレードを除く全モデルに標準装備されるLEDのシーケンシャルターンランプだ。
右左折の際、ウィンカーが内側から外側に流れるように点滅したら、まちがいなく3代目後期型ということになる。