ロードスター再考(2) 初代ロータス・エリーゼ 当時のストーリー 今の印象

公開 : 2017.07.30 17:10

いつまでも色あせない

溌溂としたエンジンはエリーゼの性格にはぴったりだし、ステアリングもダイレクトで正確、フィードバックにも満ち満ちている。

ウェールズあたりでも、エリーゼの2倍の性能をもったクルマでさえ、エリーゼのような身のこなしをするのは難しいだろうと感じることが多々あった。

実用的なマシンとは言えないけれど、この記事のためにエリーゼを貸与してくれたアリステア・クラーク氏のように小さなスーツケースに荷物を詰めて、奥様とヨーロッパを旅することもできる。

たくさんの人たちにとって、初代エリーゼが最高のモデルであり続けるだろう。ドライビングにおける真のスリルは健在であった。

たとえ£30,000(510万円)という価格であったとしても、その価格以上の価値を見出すことが可能だし、間違いなくあなた自身を満足させてくれるだろう。

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