ケータハム・セブン420R 10台限定「ドニントン・エディション」に試乗
公開 : 2017.07.31 11:40 更新 : 2017.07.31 23:41
ケータハムの限定車で、公道でも使用できるレーシングカーがこのたび発売されます。快適性とポテンシャルを上げているようですが、どんな仕上がりなのでしょう?
■どんなクルマ?
マクラーレン570GTと張り合える
ドニントン・パークをご存知の方ならば、このクルマが纏うカラーリングが何を意味しているのかすぐにわかるだろう。
ブルーとホワイトはサーキットのコーナーを意味し、タイヤウォールに沿ったフラッシュレッドは、サーキットのロゴにちなんだものだ。
この、ケータハムセブン420Rドニントン・エディションは、ケータハムの60周年と、ドニントン・パークの40周年を祝うモデルとなっている。
一般的なモデルとは一線を画し、ドニントン・エディションはブカトラックが製造を担当する。10台が製造され、販売価格は£47,500(690万円)だ。
ケータハムのラインナップのなかで、420Rの位置づけは620Rの弟分といったところ。スーパーチャージドのエンジンはないため、荒くれ者ではないようにも思えるが、213psの2ℓフォード製デュラテックエンジンを、わずか560kgの車体に載せているため、パワーウェイトレシオはマクラーレン570GTと張り合える数値。やはり驚異的な速さ、である。