エクストレイルがマイチェン 英国で試乗  キャシュカイ級の進化期待

公開 : 2017.08.04 11:40  更新 : 2021.04.22 13:28

エクストレイルの内外装、具体的にどう変わった?

フロントノーズはクロームメッキのグリルが光り、よりアグレッシブなデザインへと変更された。リアバンパーも同様だ。

上位モデルにはドアの下端に同じくクロームメッキのモールが追加され、視覚的な腰高感を演出している。インテリアでは、大径で肉厚なあたらしいステアリングホイールが装備され、指先での機器操作が可能となった。

センターコンソールは収納が増やされ、素材や仕上げ感などで多くのアップグレードが施されている。

最上位の仕様には前席と2列目のシートヒーターと、ハンズフリーで開閉できるテールゲートを装備。

(子供くらいしか座れない)3列目シートも残っており、3列目を畳むと565ℓのラゲッジスペースを作ることができる。

RCTAなど安全技術も抜かりなく

自動運転技術に注力している日産は、エクストレイルにも駐車場などでバックする際に便利なRCTA(後退時車両検知警報)など、今回あらたにオプションを設定した。

マニュアル車には、停車後ハンドブレーキをかけるまでの3秒間、車両の停止状態を保つ機能も追加された。

また、高速道路での単一車線内において、渋滞時や高速巡航走行時のステアリング操作、加速、減速を自動でおこなう「プロ・パイロット」オプションを2018年に追加する予定だ。

エンジンの選択肢は従来通りで、英国では
・130psの1600ccディーゼル
・177psの2000ccディーゼル
・163psの1600ccターボガソリン
の3種類。

ギアはマニュアルかCVTから、駆動方式はFFか4WDから自由に組み合わせることができる。

さっそく試してみよう。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

人気記事