ジャガーF-タイプ、2.0ℓ4気筒に試乗 サウンドや燃費、走りの印象は?

公開 : 2017.08.06 18:10  更新 : 2017.08.06 19:06

立ちはだかる問題とは? 対象法は?

問題。それは「サウンド」である。

いくつもあるテールパイプが2.0ℓモデルに関してはひとつだけだ。また8速オートマだけで、後輪駆動だけと決まりごとばかりだ。

また、マニュアルはオプション設定があってもおかしくはないが、ジャガーのエンジニアはマニュアルについては発言を控えていた。このモデルはV6のモデルよりも52kg軽いが、軽さよりもマニュアル設定があることのほうがウケるとも思うのだけど。

52kg軽くなった要因はフロント部分にある。以前V6のF-タイプを運転した際に車重の52%が前方にあることを勉強したが、今回ノーズが軽くなったお陰で、より理想的な重量バランスを実現している。

今回テストしたのはクーペだが、コンバーチブルもラインナップされていて、重量は僅か20kg増えるだけである。

18インチのホイールが標準装備で、19インチや20インチのものも選べる。アダプティブダンパーはオプションですら設定がないが、エンジニアは「そんなのなくったって充分ですよ」とウインクしながらつぶやいた。

さて見てみよう。

おすすめ記事

 
最新試乗記

人気記事