ジャガーF-タイプ、2.0ℓ4気筒に試乗 サウンドや燃費、走りの印象は?
公開 : 2017.08.06 18:10 更新 : 2017.08.06 19:06
興味深い、乗った際の印象
大きなエンジンのF-タイプと比較すれば乗ってすぐノーズの軽さを感じ取れるはずだ。
フロントとリアのスプリングレートは、それぞれ4%と3%柔らかくセッティングされていて、ジャガーのエンジニアは、ほかのF-タイプから学んだことを反映させていると語っていた。
このチューニングはとても良くできていて、路面の状況を忠実に伝えてくるう、飛んだり跳ねたりせず、安全だ。以前少しのフロントヘビーさを感じていたが、今回のモデルでは重量バランスが変わり、俊敏性が増した。
F-タイプの電気式パワステはなめらかかつスムーズ。正確に、かつレスポンスよく反応する。ブレーキングの最中は、釣り竿が振れるくらいの振動でステアリングが振れる。繊細なのだ。
このステアリングも2.0ℓモデル専用のチューニングが施されていて、後輪駆動であるにも関わらず、クルマがトルク伝達を考えて行うためアンダーステアを和らげる効果がある。
優れたセットアップであることは間違いない。