次期ムラーノ? 日産レゾナンス
公開 : 2013.01.16 13:28 更新 : 2017.06.01 01:44
日産はレゾナンスとネーミングされたクロスオーバーのコンセプト・モデルをデトロイト・モーターショーで公開した。このレゾナンスは、カルフォルニアのデザイン・スタジオで製作されたモデルで、その70%は次期ムラーノに反映されると情報筋はコメントしている。
4840mmのレゾナンスにも、ブーメラン・ヘッドライトなどの、キャシュカイから引き継がれた特徴が見られる。キャシュカイも2014年にはフル・モデルチェンジを受ける予定であり、日産の社長、アンディ・パーマーによれば、日産はクロスオーバーをもう一度再定義する時期に来ているのだという。
「われわれはクロスオーバーのセールスで世界的なリーダーシップを維持したいと考えている。このコンセプト・モデルは、そのクロスオーバーを再定義したモデルでもある。人々は洗練された内外のデザインを持ったクルマを欲している。われわれのクロスオーバーはそういた要望に応えるだけの自信と、豊かな表現力を持っている。」とパーマーは語った。
レゾナンスはフローティング・ルーフを特徴とする。そして強く傾斜したAピラーと、柔らかいDピラーも特徴だ。
インテリアは、宇宙旅行をイメージしたものという。ハンドステッチの施された軽いレザーと、ウッドとメタルが組み合わされたトリムが施され、中央のコンソールに備えられたタッチ・スクリーンでその殆どを制御できる。
駆動方式は4WD。ガソリン・ハイブリッド・エンジンに次世代のCVTが組み合わせられる。そのモーターはリチウム・イオン・バッテリーで駆動され、ガソリン・エンジンは2.5ℓだという。