アキュラNSX、インテリアを公開
公開 : 2013.01.16 14:02 更新 : 2017.06.01 01:44
アキュラNSXはデトロイト・モーターショーで、エクテリア・デザインに若干の変更を加えると共に、そのインテリアを初めて公開した。
アメリカで主に開発されているNSXだが、そのコンセプト・モデルは常に進化しているという。アキュラのデザイン・ヘッドであるジョン池田は、「このプロジェクトは常に進化している。われわれはコンセプト・モデルの段階でそれを熟考しているのだ。最も素晴らしいと思えるのは、エクステリアがほとんど変わらなかったことだ。そのエクステリアは、よりモダン・パフォーマンス・カーに相応いように小変更を受けただけだ。スタイリングは、未来的でなくてはならないが、と同時にシンプルでなくてはならず、しかもパフォーマンスとテクノロジーを現したものでなくてはならない。」とコメントしている。
インテリアのハイライトは、中央のコンソールからダッシュにいたる大きなカーボンファイバーだ。
「キーは、インテリア・デザインそのクルマに敬意を表すということだ。そして、人と機械の繋がりを表現しなくてはならない。ハイ・パフォーマンス・モデルは、ドライバーに運転に集中させるために視認性に優れ、しかも直感的に操作できるインテリアが必要だ。」
NSXは、少なくとも後2年は生産に入ることはない。そして、実際の生産はアメリカで行われる予定だ。
NSXコンセプトのSPORT HYBRID SH-AWDは、V6エンジンとモーターを内蔵したデュアル・クラッチ・トランスミッションを組み合わせ、前輪の左右を独立した2つのモーターで駆動する電動式の四輪駆動システムを搭載したハイブリッドシステムを採用する。トルク自在制御システムにより、左右のトルクを独立して制御することができ、クルマの旋回に必要な力を自ら生み出すという。