ホンダ 欧州向けシビックにディーゼル導入 9ATも設定へ
公開 : 2017.08.16 17:50
ホンダの最新ディーゼルテクノロジー
ホンダは現在、ピストンはクロームモリブデン合金鋼を用いて製造。また摩擦損失低減のために、ボアはスーパープラトーホーニング加工を施している。
ホンダによれば、このエンジンは従来型よりも改善され、静粛性が増しているという。これは、シリンダーブロックにキャストリブを追加したことで剛性強化を果たした成果である。
またNOx排出量を低減するために、このエンジンには改良型ストレージコンバーターを採用するほか、煤(すす)センサーによって排気系パーツ(粒子フィルターなど)の長寿命化を進めている。
ディーゼルモデルの発売は、2018年3月を予定。さらに新型シビックには、9速オートマティック・ギアボックスが今後設定され、今回のディーゼルユニットにも適用される見込みだ。