レンジローバー・ヴェラール 2.0ℓ4気筒インジニウム・ディーゼルに試乗

公開 : 2017.08.21 11:40  更新 : 2021.04.13 18:04

エンジン 外観 内装の強み

エンジンスタート時ですら、エンジン音だけでこの240psを発揮するディーゼルが4気筒であると気づくのは難しい。

D240の中速域でのパフォーマンスは、ツインターボのトルクにより十分に力強く静かで、パワートレインの詳細は気にならないほどだ。

また適したオートマティックのギア比のおかげで、高速道路での長距離クルージングも十分楽にこなすことができる。発表されている複合燃費は17.5km/ℓという驚くべき値なのだ。

50〜110km/hの速度域でのアクセルレスポンスは若干大人しいのだが、ATをS(Sport)モードにすることで補うことができる。

ヴェラールの強みといえば、美しいスタイリング、上質なデザインのインテリア、新しいスタンダードとなるような運転席まわりのクオリティ、落ち着いて静かな乗り心地(エアサスにおいて)など。

ジャガーランドローバー社が実行していくことの道標として、これ以上のことをするのは難しいかもしれない。それほどによい。

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