AMG GTロードスター/GT Cロードスター日本導入 1834万円/2298万円
公開 : 2017.08.25 17:25
GT C リア・アクスルステアリング
またGT Cロードスターは、AMGリア・アクスルステアリングを標準装備。リア・アクスルには、通常のコントロールアームに代えて、ステアリングアクチュエーター2個を備えている。
この電動機械式アクチュエーターは、ステアリングホイールには機械的には接続されていない。バイワイヤとすることで、リアホイールを電子制御で調整し、最大でトー角を1.5度変化させる。
リア・アクスルステア 動作とその効果
・車速100km/h以下:
後輪はフロントとは逆方向に操舵(ホイールベース短縮と同じ効果)
AMGは、細いワインディングロードや、ステアリング操作が多い狭いサーキット、スラロームコースなどで効果が顕著に現れると話している。
・車速100km/h超え:
後輪をフロントと同方向に操舵(ホイールベース拡大と同じ効果)
これにより操縦安定性が高まるうえ、方向を変える際、リアホイールに働く横Gの増加ペースが飛躍的に高まり、ステアリング操作に対するレスポンスが速くなる。また、高速で方向を変える際、リア・アクスルのグリップが大きくなり、リア・エンドで発生する細かな振動が減るという仕組みだ。