ランボルギーニ・アヴェンタドールS/ウラカン・ペルフォルマンテ サーキット試乗
公開 : 2017.08.28 16:10 更新 : 2018.01.02 11:47
ランボルギーニは、富士スピードウェイで、とても贅沢な試乗会を開催しました。主役は、アヴェンタドールS/ウラカン・ペルフォルマンテ。ドライバーは吉田 匠さんです。刺激的な記事と写真をお楽しみください。
■もくじ
どんなクルマ?
ーアヴェンタドールSの脅威
ーウラカン・ペルフォルマンテのしたたかさ
どんな感じ?
ーアヴェンタドールS サーキット試乗
ーウラカン・ペルフォルマンテ サーキット試乗
「買い」か?
ーアヴェンタドールS/ウラカン・ペルフォルマンテ どっち?
■どんなクルマ?
アヴェンタドールSの脅威
富士スピードウェイでランボルギーニの国際ワンメイクレース、スーパートロフェオが開かれた日の翌日、そのフルコースのピットには、今日の同社を代表する2種類のミドエンジンスポーツカーが3台ずつ並べられていた。12気筒のアヴェンタドールSと、10気筒のウラカン・ペルフォルマンテである。
去年、アヴェンタドールからアヴェンタドールSに進化したランボルギーニのフラッグシップは、今や世のスーパースポーツのなかでもレアな自然吸気6.5ℓV12エンジンのパワーを700psから740psに増強して、パフォーマンスの更なるアップを図った。
結果としてアヴェンタドールSは、7段シングルクラッチ2ペダルトランスミッションを介して0-100km/h加速2.9秒、0-200km/h加速8.8秒、0-300km/h加速24.2秒、最高速350km/hオーバーという、驚異的なパフォーマンスデータを公表するに至っている。
と同時に、ノーズをはじめとするボディスタイリングや、カーボンモノコックの前後にアルミのサブフレームを備えるシャシーも手が入れられたが、なかでも特記すべきは4WS=4輪ステアシステムの採用だ。
それは、後輪を低速では逆位相に切って俊敏性を高め、高速では同位相にステアして安定性を高める、というもの。ちなみに駆動系は4WDである。
一方のV10モデルはウラカン・ペルフォルマンテ。