独コンチネンタル、車内の色が変わる素材 安全喚起
公開 : 2017.08.28 17:40 更新 : 2017.12.14 12:31
走行中に危険を察知すると、インテリアの色が変化。独コンチネンタルが、自動運転時代に向けた新コンセプトを発表します。
危険を察知し、インテリアカラー変化
コンチネンタルは、インテリアの表面素材に光源を組み込んだコンセプトを、来月発表する。
これは、半透明の表面材Acella Hyliteによる照明効果を利用したもので、疲労や危険を察知した場合にインテリア表面色を変化させ、安全性を高めるのが狙いだ。
このバックグラウンド照明は、
・体内時計
・天候
・環境光
の明るさに応じて調整可能で、光の色と強さを使ってムードを表現することができる。
また、運転席と助手席、後部座席は個別の照明をセットすることが可能で、運転や読書、睡眠、リラックスする時など、人の行動に応じて変化するという。
「半透明の素材は、今後、電気自動車や自動運転において重要な役割を果たすと期待されます。コンチネンタルの課題は、経年変化や光と色の耐変色性に関連して、素材の仕様プロファイルを維持することです」と同社はコメントしている。