新型ベントレー・コンチネンタルGT まずはW12から 内装に「隠し玉」
公開 : 2017.08.30 10:46 更新 : 2017.08.30 11:05
まずは6.0 W12 4.0V8やハイブリッドも
ボンネット下におさまるのは、6.0ℓW型12気筒ターボガソリンを大幅に改良したもの。いわく「世界でもっとも先駆的な12気筒エンジン」とのことである。
6000rpmで635ps、1350〜4500rpmで91.8kg-mを生みだすこれは、0-100km/h=3.7秒、最高速=333km/hを達成する。
先代にくらべて45ps、0.8秒、14km/hの向上だ。
フューエルインジェクションは高圧と低圧を組みあわせることで、パワーの最大化、洗練性の向上、エミッションの低減に寄与。CO2排出量は、実際に16%改善され、(大きなエンジンであるにもかかわらず)278g/kmとなっている。
3000rpm以下では12気筒のうち6気筒が休む。さらにデュアルマス・フライホイールのおかげで、不必要な振動が低減されるうえ、よりなめらかなパワーデリバリーが可能になるそうだ。
そのほかのエンジンについては言及されなかったが、4.0ℓV8ツインターボが用意される可能性が高い。開発をアウディが請け負うこれは、パナメーラ・ターボにも採用されているもの。駆動方式はFRと4WDの2種になるはずだ。
パナメーラ4 E-ハイブリッドと同じハイブリッドシステムも用意されるのではないだろうか。パナメーラ4 E-ハイブリッドの合計出力は463ps、71.3kg-m。コンチネンタルGTハイブリッドも電力のみで50kmは走ってほしい。
ディーゼル採用の可能性は高くない。
ほかにも速く走られる工夫がなされている。