VWポロ新型に試乗 1.0ℓ3気筒ガソリンの評価は? ゴルフとの比較も

公開 : 2017.08.31 17:10  更新 : 2017.08.31 17:10

■どんな感じ?

立ち姿は堂々と 組みつけの精度も高い

成長した、という表現がしっくりくる。それはサイズアップばかりではなく、さまざまな改良によるもので、少なくとも洗練性にかけてはクラス最高といえるものになった。

ライバルたち、たとえば全面刷新されたフォードフィエスタ日産マイクラルノー・クリオ、そして兄弟分のイビーザやファビアとの比較テストは近く実施し、その実力の程を測ることになる。

しかし、単体でみる限りでは説得力のあるパッケージであり、幅広い顧客層にアピールできそうに思える。

ルックスはスマートかつ実にモダンで、プロポーションは興味深く、線は歯切れよく、立ち姿は堂々たるもの。デザイン上の特徴は、ボディサイドに走る1対のプレスラインと、それにより際立たせたショルダーラインだ。

ボディの組みつけ精度はライバルたちが恥じ入るだろうというほど高く、パネル間の隙間は細く、全てがきれいに収まり、許容誤差は極めて小さい。

この仕上げのレベルは、プレミアム・クラスのモデルに匹敵し、コンパクトカーではまず見られない。

内装は、フォルクスワーゲンではおなじみのシンプルな操作系と、若々しいデザインとのバランスに優れ、高くマウントされたダッシュボードが現代的な雰囲気を醸し出す。

もう少し詳しく見ていこう。

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