アストンCEO来日 富裕層の動向分析チーム、東京に設置へ
公開 : 2017.08.31 20:30
アストン本社直属オフィス 東京に開設
今回の発表に関してパーマーCEOは、次のように語っている。
「日本およびアジアのお客様のニーズを的確に把握し、アジアの富裕層の購買動向を探るため、英国本社直属となる “メタテクノロジー&ラグジュアリーアクセレレーター” オフィスを東京に開設します。この先進的な製品企画オフィスは、電気自動車やコネクテッドカーの分野における技術研究にくわえ、日本がラグジュアリー市場で行っている革新的手法や技術などを具体的に研究するために創設されます」
2020年までに 売上高2倍
「先週、わたくし共は上半期の業績を発表し、第3四半期連続で税引き前利益を計上したことを発表しました。業績の改善は、ニューモデルおよびスペシャルエディションの販売が好調なことを反映しています。セカンド・センチュリープランの下で企業を再生し、製品ラインナップの拡大を目指す当社にとって、日本は世界第2位の高級車市場として計画の鍵を握っています。アストン マーティンの製品は、日本のカスタマーや一般の方から長きにわたって愛され続けてきました。東京の新ディーラーは、世界最大の販売台数を誇っています」
セカンド・センチュリープランが完了する2020年までの間に、アストン マーティンは売上高を2倍以上に伸ばし、日本を販売台数の面で世界のトップ5に入る市場に成長させる予定だという。
アストン マーティンは現在、新型車DB11を含む、4つのスポーツカーラインナップを日本に導入。2019年後半には、第二の生産拠点となるウェールズのセント・アサン工場で、SUVモデルを生産する予定だ。