アストン マーティンV8ヴァンテージ 300台限定「AMR」試乗記 

公開 : 2017.09.01 11:50  更新 : 2017.09.01 12:44

V8が200台 V12が100台 内外装に違い

ヴァンテージAMRは300台限定で生産され、内訳はV型8気筒エンジンモデルが200台と、V型12気筒エンジンモデルが100台となる。

また、ボディはクーペとロードスターから選べ、マニュアルまたはパドルシフト付きのATから選択が可能だ。

メカニカル的には、オリジナルモデルと変わりないが、V型12気筒バージョンでは、若干の改良がくわえられ、出力が603psに引き上げられた。ただし軽量化やシャシーセッティングの変更などはくわえられていない。

その代わりに、数多くの特注ペイントと鮮やかなボディストライプが用意されており、このテスト車両(スターリング・グリーン)の場合は、蛍光色のブレーキキャリパーが取付けられていた。

更にユニオンフラッグのエナメル製エンブレムや5スポークのホイールも装着。目を引くインテリアトリムもAMR独自のものだ。

今回テストしたV型8気筒エンジンのヴァンテージAMRは、標準モデルから£3,000(43万円)の上乗せとなる、£97,995(1396万円)のプライスタグを付ける。

4735ccの自然吸気エンジンは436psを7300rpmで、49.8kg-mのトルクを5000rpmで発生。近年の4輪駆動のホットハッチの中にはより俊足なクルマもあるが、1610kgのクーペボディを0-100km/hを4.8秒で加速させ、最高速度は305km/hに到達する。

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