スバルBRZ(新車) vs TVR T350(中古) どちらが買い? 走りで勝負
公開 : 2017.09.02 11:40 更新 : 2021.02.17 17:44
サイズ感、内装の違いを検証
狭いリアシートを持つためBRZの方が266mm全長が長いが、共に見た目はコンパクト。
スバルの特徴的なライトの形状やボディラインが組み合わされたスタイリグに対し、TVRはスムーズでアグレッシブなスタイリングである点が対照的だ。
インテリアはTVRの方がコストを大幅にかけられており、上質なレザーではないものの、アルカンターラが用いられ、標準装備のロールゲージも巧みに覆われている。
ペダルや操作スイッチ類はアルミニウム製だ。エンジンスタートスイッチを押し、LEDの電飾が点灯するだけでも心が躍る。シート表皮は張り替えられているが、キャビン全体の状態は58000kmの走行距離なりといったところ。
一方、スバルのシートはレザーとアルカンターラが用いられているものの、全体的にインテリアは魅力的とはいえないプラスティックが多用されている。
レザー調にエンボスが付けられた硬い樹脂のままのドアパネルや、スイッチ類のデザインが不揃いな点などは残念だ。
逆手に取り、豪華な仕上げは車重を増やすだけだと、自分に言い聞かせるほうが懸命かもしれない。
BRZのトランクスペースはT350より狭いのだが、必要に応じてリアシートのバックレストを倒し荷室を広げることが可能だ。