ベントレー・コンチネンタルGT なぜ要注目? 英国編集部の見解
公開 : 2017.09.02 17:40 更新 : 2017.09.03 15:23
とりわけ気になるハイブリッド
伝統的な考え方にこだわるひとびとは、昨今のベントレーに動揺しているようだ。
新型のコンチネンタルGTハイブリッドがわれわれの期待通りに完成すれば、約60年ぶりとなる、6気筒エンジンを搭載したベントレーになる。
そして、この6気筒が£80,000(1142万円)で買えるポルシェに対して、2倍の価値に正当性はあるのか、という疑問も既に湧いている。
また、オートマティックがトルクコンバーターからデュアルクラッチへの移行することで、新型GTの性能は、従前のモデルとは異なるパフォーマンスの仕上がりとなるだろう。
場合によっては、最大トルクの制限が必要になるかもしれない。
同様のデュアルクラッチを搭載したポルシェ・パナメーラのトップレンジ、ターボS E-ハイブリッドの場合は、事実、トルクの抑制がされている。
恐らく、現在のコンチネンタルGTとはまったく異なる種類モデルを目指し、これまでのクーペモデルよりもスポーティな性格付けになるに違いない。