日産リーフ新型 プロトタイプ試乗記 「運転がグッと楽しい」と評価

公開 : 2017.09.07 18:15

リーフ、パフォーマンスモデルも控える

英国では来年早々にも販売される予定のそれは、他社のEVだけでなく、一般的な量販車全体を向こうに回すべく開発された。そのために日産は、航続距離を実走行で320km以上とし、走りの楽しさと広くアピールできるデザインを持たせなければならないと判断。

日産関係者は新型リーフを「電気自動車2.0」と呼んでいるが、それが目標を達成するばかりか、それ以上になっても、驚くには値しない。

それ以上、といったのは、日産が2019年に追加する、さらなるパフォーマンスモデルは、航続距離500kmを達成する計画だからだ。

ただし、2代目の発売時には380km程度となる見込みである。

これは新欧州ドライビングサイクル(NEDC)モードで、初代の24kW仕様を約180km、30kW仕様を約130km程度上回る数値だ。

同時にそれは、i3やe-ゴルフといったライバルをも易々と凌ぐこととなる。それらの公称値は、最大でも300kmを超えることはないのだから。

この改善に大きく貢献しているのが、高密度のリチウムイオン・バッテリーパックだ。

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