VWアルテオン試乗 室内や洗練性◯ 150psは力不足 190psに期待
公開 : 2017.09.08 12:10 更新 : 2017.09.08 12:12
クールな見た目のVWアルテオン。いざ購入するとなれば、経済性のほかに、室内スペースや洗練性は見逃せないでしょう。そうなったときに150psは力不足。すくなくとも190psくらいのほうが、アルテオンにあっているようです。
もくじ
どんなクルマ?
ー アルテオン パサートの上位 売れ線は?
どんな感じ?
ー 150psのディーゼル 発進加速あと一歩
ー 快適なクルージング 室内にも余裕
「買い」か?
ー 190psならばBMWやアウディと戦える
どんなクルマ?
アルテオン パサートの上位 売れ線は?
アルテオンは、フォルクスワーゲンのあたらしい顔であり、今後、このスタイリングが同クラスのほかのモデルにも継承されていくことになる。
2015年のジュネーブ・モーターショーで公開された、「GTEコンセプト」をそのまま市販車にしたような、ファストバックスタイルのアルテオンは、CCの後継車ではなく、パサートの上位に位置するフラッグシップモデルである。
われわれは、既にドイツで、最上級モデルの2.0 TSIとTDIのアルテオンのテストを行っている。これらのモデルにくわえ、(新型ゴルフにも採用される)1.5 TSI、2.0 TSI 190、そして、150psと190psの2.0 TDIが英国では今年の年末までに追加導入される予定である。
われわれが最も興味を抱くのは、150ps 2.0 TDIエンジンを搭載したモデルである。なぜなら、フォルクスワーゲンは、アルテオンの販売の60%以上が、このエンジンに、7速DSGを組み合わせた仕様で占められると踏んでいるからである。
であるから、われわれのテスト車の仕様はおのずと決まってくる。