「立ち消えになった」コンセプトカー20選 あなたは何台知っている?
公開 : 2017.09.09 06:10
DS e-テンス(2016)
これに関しては、ショーモデルで終わると決めつけるには早すぎる。今年初めに、AUTOCARではこのe-テンスの量産化は近いとお伝えしているように、遠くない将来に実現する可能性を見込んでいる。
なんといってもこのクルマは、そのルックスだけでも訴求力がある。ましてや、フォーミュラE参戦のノウハウが活かされたであろう402psの電気モーターを積むとあれば、魅力は十分すぎるほどだ。
アキュラ・プレシジョン(2016)
攻撃的なテイストを強めたデザインで独自性を打ち出そう、という自動車メーカーは実に多い。
しかし、このアキュラのコンセプトカーほどあからさまなのは滅多にない。プレシジョンは、ホンダの高級車部門がデトロイト・ショーで発表したラグジュアリー4ドア・クーペ。ホンダといえば、これまでもショーモデルを市販化してきた実績があるものの、ここまで過激なデザインはなかったのではないだろうか。
アキュラは、パワーソースなどの詳細を一切明らかにしていない。しかし、ライバルのレクサスをルックスのインパクトでは上回っているだけに、これに近いデザインの量産車が遠からず世に出るのではないかと予想されるところだ。