カイエン・ターボ2017年モデル、フランクフルトで登場 4ℓV8は550ps
公開 : 2017.09.12 21:22 更新 : 2017.09.12 21:23
ポルシェ・カイエンの最上位モデルが新型にもくわわりました。4ℓV8ターボは550psを発揮。「911にちかい」というものが、このクルマが誇る部分なのです。
もくじ
ー さらなるパワー、トルク 550psの8気筒ツインターボ
ー 3チャンバーエアサスペンション 前後でサイズの異なるタイヤ
ー アダプティブルーフスポイラーとあたらしい高性能ブレーキ
ー さらにシャープなデザイン 内装もぜいたくな仕立て
さらなるパワー、トルク 550psの8気筒ツインターボ
カイエン・ターボの心臓部には、あたらしいターボチャージャーつき4ℓV8エンジンが搭載される。最高出力は先代モデルを30ps上回る550psで、最大トルクは2.0kg-mアップして78.5kg-mとなる。
あたらしい8速ティプトロニックSは、フルタイム4WDシステムの「ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)」を通じて加速とスピードを高める。
新型ターボの0-100km/h加速タイムは4.1秒(スポーツクロノパッケージ装備車は3.9秒)で、最高速度は286km/hに達する。
ターボチャージャーはエンジンのV字ゾーンに配置される(「センターターボレイアウト」)。燃焼室とターボチャージャーの間の排気経路が短縮されるため、エンジンは特にレスポンスに優れ、またセンターターボレイアウトによってパワーの供給が大幅に向上しているという。
もうひとつの利点は、エンジンがコンパクトな構造となること。これにより低重心化され、コーナリング精度が向上するなど、ダイナミクスにプラスに働くとポルシェはいう。