VW Up!、欧州で難航 廃止の可能性も ディエス・チェアマン認める
公開 : 2017.09.13 16:29 更新 : 2017.12.14 12:40
フォルクスワーゲンUp!は、欧州での販売がうまくいっていないとディエス・チェアマンはいいます。いっぽうの兄弟車、スコダ・シティゴはどういった捉え方かも聞いてみました。
Up!、欧州で難航 利益率と環境面で
フォルクスワーゲンUp!は、たとえばブラジルなど、その地域に合わせたセッティングをしたモデルが存在する場合に人気を誇ってきた。
いっぽうヨーロッパでは、じつはUp!の投入自体が挑戦だったという見方をチェアマンのハーバート・ディエスは明らかにした。「要するに利益率の部分と環境面ですね」ディエスの言葉だ。
「小型車の場合、CO2排出量を93〜95g/km以下にするためのコストが多くかかってしまうのです。Up!のサイズの小型車を売ることは、欧州ではすごくむずかしいのです」と付け加える。
Up!といえば、スコダも「シティゴ」という名前で兄弟車を市場に投入している。心配になったわれわれはスコダにも問いあわせてみた。