ルノー・シンビオズ 家とつながる「もうひとつのマイルーム」
公開 : 2017.09.13 21:15 更新 : 2017.12.14 12:40
予定に合わせて家事もする?
また、ドライバーとのスケジュールの同期も計画されている。これにより、たとえば、しばらく長距離ドライブの予定が入っていなければ、必要以上の充電を控え、家庭の電気代を節約する、などということが可能になるというのだ。ただし、最低限の充電は常に行われるので、緊急に使おうとしたら充電切れだった、というようなことになる恐れはないらしい。
また、近年の自動車業界でのIoT流行りに乗って、家電などの操作もクルマがやってくれる。長期の旅行などがスケジュールに加わると、クルマが勝手にシャッターを閉めたりエアコンを切ったりしてくれるというわけだ。
そうした家とクルマの協調がどのように進化するのか、その未来像を見せるために、ルノーはシンビオズのパッケージの一部としてコンセプトハウスまで展示。ガレージのエレベーターで2階へ持ち上げれば、そこがもうひとつの部屋になるという仕掛けも用意された。そのブースからは、なかなかの熱の入れようが伝わってくる。