第18回 Tokyo Bayside Classic Cup
2017.09.10
戦前車から1972年までのヒストリックカーによるレース形式のサーキットイベントとして人気のTBCC。9月10日には第5シーズン2戦目が開催されました。
運営から参加者までが対等 フレンドリーなクラブマンレース
袖ヶ浦フォレストレースウェイを舞台に開催されているTokyo Bayside Classic Cup(TBCC)は今回で実に18回目となる人気の高いサーキットイベント。スポーツ走行・レース形式を合わせ、毎回100台近くがエントリーする盛況ぶりを誇っている。
レースは同程度のラップタイムの車両とドライバーでクラス分けが行われているため、レース初心者にも走りやすく、ベテランにとっては白熱した走りが楽しめることが特徴だ。
TBCCに参戦するにはドライバーはクラブ員として使用する車両とともに登録する必要があり、運営側からすべてのエントラントまでが対等なクラブマンとして扱われている。それ故に連帯感がありながらもフレンドリーなイベントとして成り立っているのだ。
夏の終わりを感じながら、ヒストリックカーの走りを楽しむ
好天に恵まれ、早朝より30℃近い気温という残暑の中で開催された今回のTBCC。しかしながら、サーキットのあちらこちらでトンボが飛ぶ姿も見られ、夏の終わりを感じさせる雰囲気の中、エントラントたちは愛車でのモータースポーツを楽しんでいるようであった。
走行カテゴリーはプレTBCCとして年式などの縛りのないスポーツ走行に始まり、戦前のリジッドアクスル車によるビンテージクラスへと続き、1972年以前のヒストリックカー(とその継続生産車)によるレース形式の走行は、エントリークラスのクラブマンズ・カップからクリスタル・カップ、スーパー&ハイパー・クリスタル・カップへとステップアップしていく。
今回も白熱の中にもクリーンなファイトで盛り上がったTBCC。次回第19回は12月10日(日)に袖ケ浦フォレストレースウェイにて開催されることが決定している。参加してみたいという方も、観戦してみたいという方も、気軽に参加してほしい。