フランクフルトショー 見逃しは損? 隠れたお宝たち(前編)

公開 : 2017.09.17 18:40

PAL-Vリバティー


オランダ製の空飛ぶクルマPAL-Vリバティーは、世界初の空飛ぶクルマの量産車になると主張。必要に応じて、通常の都市交通に混ざって走行し、運転に飽きた場合などには飛行できるとしている。

販売価格は税別€50万で、それにはフライト・インストラクターによる飛行講習費用も含まれる。

BB 911レインボー


ドイツのデザイナー、ライナー・ブッフマンは1974年にBB社を設立1976年のレインボー・タルガは活動初期の頃のモデルで、ポルシェ911ターボをベースに、もちろん2993ccのボクサー6を搭載し、270km/hをマークした。

現代では約€80万前後で購入可能だが、オリジナルの911ターボにはタルガトップの設定がなかった点は注目だ。

BB 911ターボ


今回のフランクフルト・モーターショーには、カスタマイズしたポルシェとメルセデスを創り出してきたBB社の経歴を称えるコーナーもあった。これは、1980年にブッフマンが手がけたターボ・クーペ。

BBメルセデス500SEC マジックトップ


Sクラス・カブリオレが発表される32年も前に、ブッフマンはこのハードトップ・コンバーチブルのSECを発表した。

ルーフを折りたたむ機構は今見ると複雑に見えるが、1984年当時、ハードトップと変わらない居住性を持っていた。

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